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こんにちは、もなしおです。
先日アラスカへ行った際、旅行前後でアラスカに関連する作品をいくつも見たり読んだりしました。
そのなかから、アラスカ旅行の楽しみを倍増させてくれる、とっておきの3選をご紹介したいと思います。
作品を鑑賞するのが旅行前なら期待感が高まりますし、旅行後であれば余韻に浸ることができますよ。
もはや、楽しみが3倍になるといっても過言ではないかも…!
気になる作品をチェックして、旅をより充実させてみてはいかがでしょうか?
①エッセイ『旅をする木』
アラスカを舞台に活躍した著名な写真家、星野道夫さんの代表的エッセイです。
彼の本業は写真でしたが、エッセイの分野でも評判が高く、教科書にも掲載されるくらい定評があります。
星野さんは地元の人々や仕事仲間から慕われる、純朴で誠実な人柄だったそう。
文体からもアラスカの自然や動物、人々、文化への温かいまなざしと畏敬の念が感じられ、読んでいて気持ちがいいです。
美しく厳しい自然、生きてゆくなかで見出される輝き、いかんともしがたい悲しみ。
星野さんのときに静かでときに熱い語り口は、どこかに軽やかさがあり、読者の心を不思議と穏やかに鎮めてくれます。
そしてまた、アラスカへの憧れを育んでもくれるのです。
▼紙の書籍はもちろん、キンドルでも読むことができます。
紙の書籍:旅をする木 (文春文庫 ほ 8-1)
キンドル:旅をする木 (文春文庫)
②映画『トーゴ―』
かつてアラスカで実際に起こった、人命救助をかけた犬ぞりレース。その実話をもとに作られた、実写ディズニー映画です。
ディズニー映画は動物を魅力的に描くことで定評がありますが、本作もご多分にもれず、わんこが賢く、ほほえましく、そしていじらしい!
また、わんこの魅力以外にも、アラスカの厳しくも美しい自然、人と犬のドラマ、人と人のドラマがしっかり描かれており、見ごたえがあります。
特段犬好きじゃない方が見たとしても、心を動かされることうけあい。
ちなみに、主役の「トーゴ―」を演じるわんこは、実在したトーゴ―の子孫というエモい配役もポイントです。
▼ディズニープラスで配信中です。
③ドキュメンタリー『アラスカ先住民 伝統と挑戦』
最後に紹介するのが、ナショナルジオグラフィック製作のドキュメンタリー。
複数のアラスカ先住民家族に密着し、伝統的な生活と現代的なテクノロジーの間でバランスをとりながら暮らしている様を写し取った作品です。
年長の先住民の人々が語る言葉からは、生への実感というか手ごたえのようなものがすごくこもっていて、うらやましく思える場面もたびたび。
自分がふだん送っている生活とは違う時間を疑似体験し、彼らの生活や心もちをうかがうことができます。
また、映像や編集に関しては一流のカメラマンが集うことで知られるナショナルジオグラフィックが最近(2022年)製作したシリーズということもあり、質が高いです。一本42分、全8回というボリュームですが、飽きずに見切ることができました。
▼ディズニープラスで配信中です。
まとめ
大自然と、文化の交錯が魅力的な地、アラスカ。
なかなか行けない場所なので、アラスカへの旅は一生に一度になってしまう可能性も高いですよね。
せっかくの貴重な旅。前後の時間も思いを巡らせて豊かな時間を過ごしていただければ幸いです。
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<アラスカ旅行の記事一覧>
・アラスカ旅行記①フェアバンクス編|トナカイ・オーロラ
・アラスカ旅行記②デナリ編|アラスカ鉄道・野生動物観察
・アラスカ旅行記③アンカレッジ&ウィッター編|26氷河クルーズ・博物館
・夏のアラスカ旅行|心に残ったおすすめ観光体験&スポット6選
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